日本ではマイナーなウォータースポーツである水球ですが、実はオリンピック競技としての歴史は古く、第2回のパリ大会から現在まで100年以上に渡って行われ続けています。これほど長くオリンピック競技として採用される水球の魅力とはいったいなんでしょうか?
激しい肉弾戦のスポーツ
水球のルール自体はハンドボールに似ていて、ボールを相手ゴールに投げ入れることで得点が入ります。しかしそれを2メートルの深さのプールで行わなければいけないため、常に立ち泳ぎを続ける必要があります。そしてパスを受けるためのポジションを取るために、激しく身体をぶつけ合います。彼らが試合中に被る水泳キャップは、肉弾戦で鼓膜が破れないように耳にガードがされているのです。この激しさこそが水球の最大の魅力なのです。