年々人気が高まっているウェイクボード。オリンピック競技にも、と言われるほどに一般化した現在です。

モーターボート等でのけん引が必要で、簡単に遊べる!というわけではありません。ですが、一度体験してみると、その余りの面白さにリピーターとなる人が多いのもまた事実です。そんなウェイクボードに少しでも興味がある方に、始め方や必要な道具について、また上達するためのアドバイス等もここでは紹介していきます。ぜひ最後まで楽しんでいってください!

Wakeboarding

ウェイクボードの始め方

まずはスクールの体験コース、というのが安全面を考えると間違いがないでしょう。水着とタオルさえあれば参加できる気軽さも魅力です。料金の相場は講習なども含めて5,000~10,000円といったところでしょうか。体験できる場所は多く、有名なビーチがあるところには大概体験コースを用意しているスクールがありますし、川や大きな湖でも体験できるところがあります。お住いの近くにそのような場所があれば、一度調べてみてください。

初めてのウェイクボードのコツ

Tips

ウェイクボードはスポーツとして、よくスノーボードに似ていると言われます。実際スノーボードとウェイクボード、その両方を扱うボードショップもあります。またプロのスノーボーダーで、ウェイクボードをおこなう方もいます。スノーボード経験者なら、すんなりウェイクボードにも入っていけると言ってもいいでしょう。ロープでけん引され立つまでの動きはスノーボードにはない動きなので、慣れるまでに時間がかかるかもしれません。立てるようになりさえすれば、スノーボードで培った技術が活かせるはずです。

では、スノーボード未経験者はどうでしょう?最初はかなり苦戦するかもしれません。最初の立つまでのけん引では、上体に力が入り過ぎて引っ張り返してしまうとボードに上手く乗れません。あくまで上体は引っ張るのではなく、力を入れ固定するイメージです。そして引っ張られながらも、重心の位置をボードの上に置く意識を忘れないことです。ビビってお尻に重心を置き過ぎるとフォールします。

立てたら、あとはへっぴり腰にならないよう腰の位置をキープすることが大事です。波を越えるときは膝を柔らかくすること。これは慣れてくれば自然と力が抜けてくると思います。

ウェイクボードを上達するために

ウェイクボード上達への一番の近道は、自分自身の映像を見ることだと思います。ウェイクボード初心者の方が、自分の映像を見るときっとびっくりするはずです。自分が思っている姿とは違い、腰が引けて情けない恰好で水上を滑る姿があるでしょう。ウェイクボードはスピード感があり、加えて水しぶきが激しく飛び交いますので、自分自身を客観視することは初心者にとってかなりの難事です。皆さん頭では、どのような姿勢を取ればいいかわかっているはずです。映像の姿を見て、頭で描いているイメージと実際におこなっていることの擦り合わせおこなう必要があるのです。可能であれば上達のために、自分自身の映像を残しておきましょう。

ウェイクボードの道具

最初は全てレンタルで構いませんが、本格的に続けていきたいとなれば道具を揃える必要があります。まずはウェイクボード。ウェイクボードの選び方として気をつけることは、滑りのスタイルによってウェイクボードは反り具合が違うことです。走りがメインの方は反りの少ないもの、トリックをしたい方は反りの大きなものを選んでください。そしてウェイクボードに足を固定するためのブーツ。本格的におこなうならラッシュガードも欠かせません。また安全のための装備、ライフジャケットやヘルメットなども自身にあったものを選ぶのがベストです。ウェイクボード用のライフジャケットはおしゃれなデザインのものも多く販売されていますので、トータルコーディネートとして楽しみながら選んでいただければと思います。ヘルメットもマリンスポーツ用として多くのものが販売されていますので、こちらも可愛いデザインのものを選んでください。ただし、どちらもきちんと自分自身に合ったサイズのものを選ぶ必要があることは忘れないでください。