前回のリオデジャネイロ2016大会では、400m男子個人メドレーで萩野公介選手が日本選手団最初の金メダルを獲得しました。女子選手も、金藤理絵選手が200m平泳ぎで金メダルを獲得するといった活躍が見られました。
来年の東京オリンピックでは、瀬戸大地選手、飛込の三上紗也可選手と荒井祭里選手などの出場が確定しており、メダル獲得のチャンスに注目が向けられています。
オリンピック水泳部門は競泳、飛込、水球、アーティスティックスイミング、マラソンスイミングの5分野です。競泳では50mから1500mまでの距離で自由形、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ、個人メドレー、4x100mおよび200mのリレーをそれぞれ男女ずつに分かれて競い合います。
4x100mメドレーリレーは男女混合の特別競技です。笛の合図でスタート台に乗り、「Take your marks」で静止して号砲の合図でスタートになります。自分のレーン以外へ侵入したり、床に足をついたりするのは禁止です。
飛込は飛板飛込(3mおよび10m)とシンクロダイビング飛板飛込(3mおよび10m)を男女別で競い合います。
水球は男子のみ、アーティスティックスイミングはデュエット&チームともに女子のみです。プール以外の野外で10kmを泳ぐマラソンスイミングは、2008北京大会より追加された比較的新しい種目です。
お台場海浜公園はマラソンスイミングとトライアスロン(パラリンピック含む)の会場となっており、観客数5500人を収容できます。今回新設された、辰巳の森海浜公園にある東京アクアティクスセンターは1万5000人を収容でき、競泳・飛込・アーティスティックスイミングの会場となります。水球は東京辰巳国際水泳場(観客数4700人)で実施されます。
開催が迫る2020年東京オリンピック水泳部門の出場選手、種目、会場などについて、詳しい情報をお届けします
開催が迫る東京2020オリンピックでは、瀬戸大地選手、飛込の三上紗也可選手と荒井祭里選手などの出場がすでに確定しています。オリンピック水泳部門は競泳、飛込、水球、アーティスティックスイミング、マラソンスイミングの5種目に分けられます。会場はお台場海浜公園を含む3会場です。